骨密度測定

骨はカルシウムの貯蔵庫

食べ物から吸収され血液中に入ったカルシウムは、骨に取り込まれ蓄えられます。一方で血液中のカルシウムの濃度が低くなると、その濃度を保つために、カルシウムが骨から溶け出し血液中を流れます。その為骨のカルシウムの取り込みが充分でないと、カルシウムが出ていく一方となり、骨粗鬆症になります。

骨粗鬆症を放置しておくと、骨折や腰痛・背部痛の原因になりやすい為、「骨密度」を知ることは骨粗鬆症を把握するうえで大切な指標になります。

骨密度の健康状態を維持するには、食事・運動・性ホルモンが重要

女性の場合はもともと男性よりも骨量が少ないのに加え、閉経後に急に骨量が減ります。骨量の維持には女性ホルモン、エストロゲン(卵胞ホルモン)が大きな役割を果たしているからです。

しかし、日常生活の過ごし方で骨量の減り方が大きく変わります。

  • 充分なカルシウム摂取
  • 運動や日光浴(カルシウムの吸収や効果を高めます)

それらを上手に取り入れていくことで、閉経後の骨量を維持し、骨粗鬆症に備えることができます。

自分の骨密度を知ろう!

当院では超音波とX線を用いた2種類の骨密度測定器を完備しております。(超音波の骨密度測定器は妊婦さんに使用します。)

検査は痛みのない検査で、数分で終了します。診察をお待ちの間に検査をすることもできます。ご希望の方は受付にてお声掛けください。検査料:1,000円