口腔ケアについて

お口の中(口腔内)を清潔に保つことは、お口の健康はもとより、身体の健康を保つうえでも重要なケアのひとつです。

さまざまな疾患のために、歯ブラシがうまく使えない、口腔内の機能が低下するなどの症状のまま放置しておくと、むし歯や歯周病疾患、摂食・嚥下障害などを引き起こすことがあります。

期待できる効果

  1. むし歯や歯周病を予防します。
  2. 口腔疾患(口内炎・舌炎・カンジダ症など)の予防をはかります。
  3. 誤嚥性肺炎(嚥下性肺炎)を予防します。
  4. 全身的な感染症(病巣感染)を予防します。
  5. 口臭を取り除き、不快感をなくします。
  6. 気分を爽快にし、食欲を増進します。
  7. 口唇・舌・頬・咽頭の刺激やマッサージによって、摂食・嚥下訓練の一助となります。
  8. 発音・構音に関する口唇・舌・軟口蓋のリハビリテーションとなります。
  9. 唾液の分泌を促進し、対人関係をスムーズにします。
  10. 味覚を保ちます。
  11. 健康的な口元は、対人関係をスムーズにします。
  12. 日常生活にメリハリをつけます。
  13. 歯磨きによる上肢・手指のリハビリテーションを促します。

 

  • 噛むという動作は脳に刺激を与え言語発音機能の回復を促します
  • おいしい食事の習慣は自然な新陳代謝を促します
  • 食生活のコントロールで歯科疾患に起因する摂食障害が改善されます。