小児歯科について

誰が教えるわけでもないのに、生まれたら直ぐ母乳を吸ったり、哺乳瓶でミルクを吸ったりできるでしょ？それはとても『神秘的な反射』です。生まれながらに持っているこの反射が消失していくのとほぼ同時に、『乳歯』が現れて離乳食の開始となります。

乳歯は、赤ちゃんがママのおなかにいる頃から作り始められているんです。そして乳歯のすぐ下には永久歯の芽ができ始めています。小さな赤ちゃんのあごの中にもしっかりと永久歯の芽が準備されているんですよ。

母乳・ミルクから離乳食へ、そして離乳食も前期・中期・後期へとステップアップしていきます。その過程のいろいろな場面で『乳歯』は関わっていきます。その『乳歯』を適切にケアし、お口の健康管理をしていくことがその後のお子さんの心身の成長にとても役立っていきます。

「上手に食べて、食べる力を育む」これこそが健やかに生きていくために身につけるべきことだと、私たちは考えます。